ただいま、施工中です!!

お知らせです!!

ただいま、一般社団法人古民家再生協会鹿児島では
古材倉庫の新設工事を行っております。

まだ、工事は始まったばかりではありますが
古材を見て頂き、古材の良さを一人でも多くの方々に知っていただくためには、実際に古材に触れられる場所が必要なのではないか!?と、いうことで今回の工事に入りました!!

古材って何?

古材についてはこちらで、お伝えさせて頂いております。

https://kominka-kagoshima.net/%E5%8F%A4%E6%9D%90%E3%81%A8%E3%81%AF

少しだけ紹介させて頂きますと、築50年以上の民家から取り出された木材のことです。
そんなに、古くて古材はまた、使うことができるの?
使えちゃうんです!!
下記写真は「築100年以上の古民家に使用されていた古材です」

古材の初めは、木が100年ほどかけて大木となり、木材として製材され
自然に乾燥した木材を、古民家には使われています。

この、「自然乾燥」みそなんですね。
自然に、乾燥された木材は伐採後、不思議なのですが耐久性はゆっくりと上昇し続け
なんと、伐採後200年後から、伐採時の強度に戻っていくと言われています。不思議ですね。
もちろん、自然乾燥させるには時間も労力もかかります。

自然乾燥材以外の乾燥材もあります。

それは「強制乾燥材」と言います。
強制乾燥材」の場合、新品時(施工時)の時点ですでに強度が最大。 鉄やプラスチックと一緒で、建てた後は気密性・耐久性共に衰えていくといわれています。しかし、時間はかからないのは、「自然乾燥材」との大きな差になります。

 

その結果、高度経済成長によって海外から新建材が輸入され、その新建材を用いた住宅が席巻するようになります。
「自然乾燥材」「強制乾燥材」共に、同じ木材から製材されていますが、加工の施し方でこのように差がでてくるんですね。

その昔、大工さんたちがこの古材の目利きをし、なんども何度も、利活用し続けた理由がわかる気がしますね。

古材についてまだまだ、お話したいところですが今回はここでお開きにさせて頂きます。
古民家、古材、新民家、住育については古民家再生協会鹿児島ホームページからご覧になって頂けると嬉しいです。


古材倉庫の進捗について、またお話させて頂きます!!

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